5月10日は『コットンの日』
5月10日は語呂合わせで「コットンの日」と言われています。
コットン(綿)が夏物素材として使用され、これからのシーズンが最盛期を迎えることに由来します。
私たちにとって最も身近な素材とも言えるコットンですが、日本で一般的に定着したとされるのは江戸時代に入ってからだそうです。
近年、世界的にサステナビリティの重要性が高まってきていますが、コットンは生分解性が高いことに加え、サステナブルな栽培方法からも改めて注目が集まっています。
繊維としては伸びにくく丈夫で、吸湿性が高く肌触りもよいのがコットンの特徴です。そのため、夏物素材や下着などによく使用されます。
コットンといえば、ピュアでナチュラルな素材といったイメージを持っている方も多いと思いますが、主成分は植物細胞の細胞壁や繊維を構成するセルロースという炭水化物の一種です。
KISSOでは、このコットン由来である「セルロースアセテート」という材料を用いてアクセサリーをつくっています。
□What's?セルロースアセテート
「セルロースアセテート」とは、コットンやパルプを主原料とした天然素材由来の材料です。少し難しい話になりますが、コットンやパルプからつくられるセルロースを酢酸で化学修飾することで得られるバイオマスな素材であり、別名アセテート樹脂とも呼ばれます。
一般的には、 "めがねのフレームに使用されている素材" と表現すると、イメージしやすい方も多いのではないでしょうか。
このセルロースアセテートですが、パルプからつくられるものだと、コットンからつくられるものに比べ、黄ばみがあり透明感も劣ります。
そのため、美しい発色にこだわるKISSOでは、高級素材とされるコットン由来のセルロースアセテートを使用しています。
KISSOのアクセサリーの材料であるコットン由来で発色のよい「セルロースアセテート」
見た目はプラスチックと似ていますが、一般的なプラスチックは石油を主原料として作られていることが多く、セルロースアセテートとは素材特性が大きく異なります。
このようにセルロースアセテートは天然素材由来のため、人体や環境にもやさしい素材であることが大きな特徴です。
また、セルロースアセテートは乾燥をさせるだけでも1mmにつき約1週間が必要とされ、そこから商品が仕上がるまでには多くの時間が必要とされます。
□セルロースアセテートから作るKISSOのアクセサリー
KISSOでは、色々な柄のセルロースアセテートの材料を手作業で組み合わせることで、複雑かつ独特の柄を生み出しています。
職人さんが一つ一つ手作業で柄を組み合わせるため、模様の出方がそれぞれ異なり、唯一無二の商品に仕上がります。
高い加工技術を持つ職人さんが、すべての商品を丁寧に作り上げています。
□KISSOのアクセサリーだからこそのこだわり
このようにコットン由来の材料で作るKISSOのアクセサリーは、アレルギーが少なく肌にやさしいので「金属アレルギーでアクセサリーをなかなか思うように楽しめない」というお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
光を通すことによって非常にきれいな色・柄が出るセルロースアセテートを用いて作ったKISSOのアクセサリーだからこそ、独特の色使い、光の当たり具合や角度によって表情が異なるのもお楽しみいただけます。他にはないアクセサリーを求める方にもぴったりです。
驚くほど軽く、アクセサリーにありがちな着けた時のヒヤッと感もありません。これはコットン由来の材料だからこそ成し得ること。
KISSOのコンセプトである『色鮮やかでわくわくする ”世界にひとつ” が見つかるアクセサリーブランド』として、今後も皆さまの特別になる一品を届けていきます。